私が子供のころに既にあったトイレ洗浄剤のブルーレット。便器は汚いものという先入観を綺麗なまさに青色で払しょくし、清潔感さえ感じさせられた画期的な商品だったと記憶しています。
調べてみると発売開始の歴史は古く、1969年だそうで45年間も市場に愛されているヒット&ロング商品。最初はタンク内に吊るしていた記憶がありますが、その後タンク内にそのまま放り込むタイプや、置くだけのもの、液体タイプなどさまざまな進化を遂げて45年間もの間市場より評価されてきた功績は誰しも認めるところだと思います。
しかしそのブルーレットがこの度「ギネス」に認定されたとのこと。
正直、進化を遂げながらも45年間販売し続けたことは偉業だとは思うものの、大衆消費財でもあり単価も高くはないこともあり、そんな大げさな!というものに近い疑問を抱きました。
しかし「最新の年間売上に基づく、水洗トイレのタンクに設置するトイレケアの最大ブランド」としてギネス世界記録に認定されたそうです。
なんでも洗剤、日用雑貨のカテゴリにおける売上高No.1認定は、ギネス世界記録史上初だとか。(累計売上高は138億円)
領域を限定してみる、普段と違う切り口で自社や商品を見直してみる、或いは自社商品のカテゴリを少し拡げてみてみるなどすると、ギネス認定とはいかないまでも違った切り口でのNo.1商品が社内に眠っているかも知れません。
一度社内を見渡し、新たな価値を探してみては如何でしょうか?